佐伯順子さえきじゅんこ
比較文化学者[日本]
1961年 2月14日 生 (満64歳)
佐伯 順子(さえき じゅんこ、1961年2月14日 - )は、日本の比較文化学者。
同志社大学教授。
学位は、博士(学術)(東京大学・1992年)(学位論文「近代化の中の男と女 -『色』と『愛』の比較文化史」)。
母はオブジェ作家の佐伯統子。
人物=
東京都生まれ、関西育ちで、箕面市立南小学校、神戸女学院中学部、東京学芸大学教育学部附属高等学校卒。
学習院大学で堀越孝一にホイジンガを学び、東京大学大学院総合文化研究科では演劇研究を志して高橋康也に師事するが、修士論文『遊女の文化史』を刊行、以後は芳賀徹を師と仰ぐ。
平凡社『太陽』の連載「美少年尽くし」で白洲正子に注目され(「あそび」の文化」『夕顔』所収、117~121頁)、『遊女の文化史』は白洲をはじめ、宮田登、隆慶一郎(『朝日ジャーナル』コラム)らに高く評価される。
ベルリン自由大学で研究中には、世界女性デーにおいて、「日本の漫画が描く女性像」について、日本の漫画が描くドイツのイメージを中心に講演を行った(在ドイツ日本大使館公式HP)。
能、歌舞伎のような芸能を中心として日本文学全般に詳しく、泉鏡花や樋口一葉に関する著書を出している。
なお、学生時代にはカブキロックスの前身バンド「KABUKI ROCK 一番屋」に所属して能管を担当していた。
また自衛隊に体験入隊した経験もある。
「聖なる遊女」論には批判もあるが、芸能のスピリチュアリティを明らかにするものとして、アカ ……
佐伯順子さんが誕生してから、64年と269日が経過しました。(23645日)



