増田俊也ますだとしなり
ノンフィクション作家[日本]
1965年 11月8日 生 (満59歳)

増田 俊也(ますだ としなり、1965年11月8日 - )は日本の小説家。
ジャーナリスト。
名古屋芸術大学芸術学部客員教授。
経歴=
愛知県出身。
愛知県立旭丘高等学校卒業後、2浪して北海道大学水産学部へ入学。
同大では柔道部で高専柔道の流れを汲む寝技中心の七帝柔道を経験する。
同部引退後に大学を中退、1989年北海タイムス社に入社、新聞記者になる。
1992年中日新聞社に入社、報道部記者。
2006年、『シャトゥーン ヒグマの森』で第5回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞して作家となる。
同作の原点は、大学時代に自然保護運動、環境保護運動に取り組んでいたときの知床原生林強行伐採の時の怒りであるという。
2012年、『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』で第43回大宅壮一ノンフィクション賞、第11回新潮ドキュメント賞をダブル受賞した。
2013年、『七帝柔道記』で第4回山田風太郎賞最終候補にノミネートされた。
2016年4月同社を退職し、本格的な作家生活に入った。
2017年、『北海タイムス物語』で第2回北海道ゆかりの本大賞を受賞。
作風=
大宅賞受賞作『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』(新潮社)はトルーマン・カポーティの『冷血』を意識して作家も作中に出る手法をとっており、「私は血の通った文章を書く小説家であり続けたい」と『群像』誌上で記している。
2013年には純文学的色彩の濃い自伝的小説『七帝柔道記』(角川書店)も発 ……
増田俊也さんが誕生してから、59年と220日が経過しました。(21770日)