今橋映子いまはしえいこ
比較文化学者[日本]
1961年 10月9日 生 (満63歳)
今橋 映子(いまはし えいこ、1961年10月9日 - )は、日本の研究者。
東京大学大学院総合文化研究科教授。
専門は、比較文学比較文化、比較芸術。
人物=
東京都港区生まれ。
妹は日本美術史の今橋理子(学習院女子大学教授)。
主な研究テーマは、日本人のパリ、パリ神話と外国人芸術家、写真文化論、日本近代美術批評と美術思想史。
パリをめぐる多様な芸術的表象を読み解き、写真研究も行う。
1994年に『異都憧憬 日本人のパリ』でサントリー学芸賞を受賞。
2004年に『〈パリ写真〉の世紀』で、写真協会賞学芸賞などを受賞。
2021年に刊行した『近代日本の美術思想 — 美術批評家・岩村透とその時代』では、長く忘却されていた岩村透の人生と美術思想の意味を学際的な方法で蘇らせ、日本近代文化史研究への独創的な貢献として、第12回(2024年)日本学賞を受賞した。
2024年には、比較文学比較文化理論の再検討を集大成した共編著『比較文学比較文化ハンドブック』を刊行。
2025年4月から、『毎日新聞』紙上で、美術展を機縁とした時評の姉妹連載〈美の越境〉(今橋理子と)を開始。
学歴=
1980年 学習院女子高等科卒
1984年 学習院大学文学部フランス文学科卒業後、会社勤務
1985年 東京大学大学院比較文学比較文化専攻修士課程入学
1989年 - 1990年 石坂財団奨学生としてパリ第4大学大学院博士課程留学。
DEA取得
1992年 東京大学にて博士(学術)の学位を取得
職歴=
1992年 日本学術振興 ……
今橋映子さんが誕生してから、63年と250日が経過しました。(23261日)