生年月日データベース

中川李枝子なかがわりえこ

児童文学作家[日本]

1935年 9月29日

2024年 10月14日 死去老衰享年90歳

中川 李枝子(なかがわ りえこ、1935年9月29日 - 2024年10月14日)は、日本の児童文学作家、作詞家。
夫は画家の中川宗弥(1932年 - )。
来歴・人物= 旧姓は大村。
北海道札幌市に生まれる。
遺伝学の研究者であった父親が、蚕糸試験場に転職したのを機に、4歳の時東京都杉並区天沼の父方の祖父の家に移り、小学3年生までの幼少時を過ごす。
幼少期からアンデルセンや川島はるよなどの童話や絵本に親しんだ。
小学校3年の時、縁故疎開で母方の実家がある札幌に姉とともに転居。
札幌では空襲警報などで家にいることが多かったので、両親からもらった世界名作全集などの児童文学や、親戚や知人から譲られた『赤い鳥』『宝島』『小公子』やグリム童話などに熱中したが、祖父母の蔵書のマザーグースやブラウニングなどの外国の童謡集や詩集などにも大きな衝撃を受けたという。
戦後帰京したが、間もなく父の勤務の関係で福島県福島市へ移り、高校2年の時に再び東京に戻る。
中学・高校時代は岩波少年文庫に傾倒し、中でもケストナーの『二人のロッテ』に強い影響を受けた。
実践女子学園高等学校を経て東京都立高等保母学院(現・都立高等保育学院)卒業。
東京都世田谷区のみどり保育園に保育士として1972年まで勤務の傍ら、執筆活動を行う。
いぬいとみこ・小池タミコ・小笹正子・鈴木三枝子らの同人誌グループ「いたどりグループ」に参加し、1962年に保育園での経験をもとにした ……

中川李枝子さんが誕生してから、89年と214日が経過しました。(32721日)
亡くなってから、198日が経ちました。
32523日間 生きました。

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