中村文則なかむらふみのり
作家[日本]
1977年 9月2日 生 (満47歳)

中村 文則(なかむら ふみのり、1977年9月2日 - )は日本の小説家。
来歴=
愛知県東海市出身。
愛知県立東海南高等学校、福島大学行政社会学部応用社会学科卒業。
フリーターを経て、2002年に「銃」で第34回新潮新人賞を受賞しデビュー。
2004年、『遮光』で第26回野間文芸新人賞、2005年、『土の中の子供』で第133回芥川龍之介賞、2010年、『掏摸<スリ>』で第4回大江健三郎賞を受賞。
同作の英訳 『The Thief』は、ウォール・ストリート・ジャーナル紙で、2012年のベスト10小説に選ばれ、2013年のロサンゼルス・タイムズ・ブック・プライズにもノミネートされた。
『悪と仮面のルール』の英訳(EVIL AND THE MASK)はウォール・ストリート・ジャーナル紙の2013年のベストミステリーの10作品に選ばれる。
2014年、ノワール小説への貢献で、アメリカでデイビッド・グーディス賞を受賞。
2024年、『列』で第77回野間文芸賞を受賞。
人物=
ドストエフスキーやカミュ、カフカなどから影響を受けており、普遍的な主題に特徴があり、ミステリーの手法も取り入れている。
重厚で陰鬱な作風とは対照的に、本人は明朗な性格である。
交流のあるお笑い芸人・作家の又吉直樹がそのギャップについて尋ねてみたところ、「暗いことで人に迷惑をかけるの、やめようと思ったんだよ」と答えたという。
漫画家の久世番子とは同郷で、小学校から高校までの同級生だった。
2012年の対談では「中村文則」という名前 ……
中村文則さんが誕生してから、47年と343日が経過しました。(17510日)