マキシム・コンツェビッチMaxim Kontsevich
数学者[ロシア]
1964年 8月25日 生 (満60歳)

マキシム・コンツェビッチ(ロシア語:Макси́м Льво́вич Конце́вич, 英語:Maxim Kontsevich, 1964年8月25日 - )は、ロシア出身の数学者、理論物理学者。
IHÉS教授。
専門は代数幾何学、微分幾何学、トポロジー。
モスクワ大学中退後、マックス・プランク数学研究所に招聘され、ボン大学で博士号を取得。
博士課程指導教官はドン・ザギエ。
1998年フィールズ賞受賞。
概要=
1964年、ソビエト連邦の東洋学者で、韓国研究の世界的権威レフ・コンツェビッチの下に生まれた。
モスクワ大学に入学するも1985年に中退、学位を持たずモスクワ情報伝達問題研究所の研究スタッフとなった。
研究所在籍中の1986年、個人的に数理物理学に関する論文を発表。
これがドイツのマックス・プランク数学研究所に注目され、3か月間の短期で招聘された。
任期満了直前に、国際会議であるアルベイッタグン(ボン数学会議)に出席し、ウィッテン予想証明の枠組みを発表。
同席していたマイケル・アティヤを含む著名な数学者らを驚愕させ、その後マックス・プランク数学研究所への招聘期間が長期に変更された。
翌1987年、ウィッテン予想の証明を完成。
その後ボン大学で研究を継続し、ドン・ザギエの下1992年に博士号取得。
同年にカルフォルニア大学バークレー校教授に任命され、1995年、IHÉS常任教授となる。
1998年、フィールズ賞受賞。
業績に、ウィッテン予想の証明。
つまり量子重力の二 ……
マキシム・コンツェビッチさんが誕生してから、60年と351日が経過しました。(22266日)