マルト・ケラーMarthe Keller
女優、オペラ演出家[スイス]
1945年 1月28日 生 (満80歳)

マルト・ケラー(Marthe Keller、1945年1月28日 - )は、スイスの女優、オペラ演出家。
来歴=
1975年撮影
バーゼル出身。
幼少期からバレエを習っていたが、16歳の時、スキー中の負傷により断念、女優を志す。
ベルリンのいくつかの劇場で働いた後、1964年にデビューし、ドイツのテレビドラマやドイツ映画、フランス映画などヨーロッパ各国の映画に多数出演、可憐な美しさで知られるようになる。
1976年、『マラソンマン』でハリウッド映画に進出。
『ブラック・サンデー』のテロリスト役や『ボビー・デアフィールド』のアル・パチーノの相手役、ビリー・ワイルダー監督の『悲愁』、クリント・イーストウッドが監督した『ヒア アフター』の医師役などで知られる。
第30回カンヌ国際映画祭(1977年)では審査員を務めた。
1999年にはフランシス・プーランクのオペラ『カルメル派修道女の会話』でオペラ演出家デビュー、フランス批評家協会から最優秀オペラ公演賞を受賞するなど高い評価を受けた。
2004年には、初のメトロポリタン歌劇場でモーツァルトの『ドン・ジョヴァンニ』を演出した(2006年には日本でも公演された)。
主な出演作品=
公開年
邦題原題
役名
備考
1966
パーマーの危機脱出Funeral in Berlin
ブリギット
クレジットなし
1969
悪党Le Diable par la queue
アメリ
君に愛の月影をLes Caprices de Marie
マリー・パネトン
1971
怪盗紳士アルセーヌ・ルパンArsène Lupin
ナターシャ
テレビドラマ
1973
……
マルト・ケラーさんが誕生してから、80年と195日が経過しました。(29415日)