ルノー・ヴェルレーRenaud Verley
俳優[フランス]
1945年 11月9日 生 (満79歳)
ルノー・ヴェルレー(Renaud Verley, 1945年11月9日 - )は、フランス・リール出身の俳優。
来歴=
1965年、テレビシリーズ Le théâtre de la jeunesseでデビュー。
1967年のテレビ映画Le roi cerfで初主演。
1968年、『個人教授』で映画初主演し、特に日本で大ブレイクした。
イタリアのレイ・ラブロック、イギリスのレナード・ホワイティングと並んで欧州三大貴公子と呼ばれ、1972年頃まで若い女性からアイドル的な人気を博した。
1970年代初頭には度々訪日しており、1971年の『愛ふたたび』(市川崑監督、浅丘ルリ子共演)と1972年の『恋の夏』(恩地日出夫監督、小川知子共演)の2作の東宝映画でそれぞれ主演している。
本国では1969年の主演作『カトマンズの恋人』(ジェーン・バーキン、セルジュ・ゲンスブールと共演)、ルキノ・ヴィスコンティ監督の『地獄に堕ちた勇者ども』、1973年のジーナ・ロロブリジーダとの共演作No encontré rosas para mi madreやカルト映画のLa Campana del Infiernoで知られている。
兄のベルナール・ヴェルレーも俳優で、エリック・ロメール監督の『愛の昼下がり』、ジャン=リュック・ゴダール監督の『ゴダールの決別』などで知られる。
2025年現在は妻と共にブルターニュ地方で静かに隠居生活を送っている。
主な出演作品=
Le roi cerf (1965)
太陽が目にしみる Los Pianos mecánicos (1965)
個人教授 La leçon particulière (1968)
カトマンズの恋人 Les chemins de Katmandou (1969)
地獄に堕ちた勇者ども La Caduta degli dei ……