水野弥穂子みずのやおこ
仏教学者、僧侶・曹洞宗[日本]
(駒澤大学名誉教授)
1921年 10月15日 生
2010年 1月26日 死去老衰享年90歳
水野 弥穂子 (水野 彌穗子 みずの やおこ、1921年10月15日 - 2010年1月26日)は、日本の仏教学者・曹洞宗僧侶。
駒澤大学名誉教授。
東京女子大学教授。
専門は道元の思想。
経歴=
1921年、東京市出身。
1939年4月、東京女子大学国語専攻部予科入学、1942年9月に本科を繰り上げ卒業。
その後、東北大学法文学部に進学、卒業後、文部省に勤め、国立国語研究所研究員に転じる。
駒澤大学助教授・教授、法政大学通信教育部非常勤講師などを経て、1975年より東京女子大学教授に、1987年3月に退任。
半世紀に及ぶ道元『正法眼蔵』研究で著名。
主な注解版は、岩波文庫(全4巻)と、春秋社版『原文対照現代語訳 道元禅師全集』(全7巻)。
お袈裟を縫う会=
東京都港区にある青松寺(曹洞宗)で、道元に関する講話を兼ねた「お袈裟を縫う会」を定期的に行っていた。
お袈裟を身に付けるからと、曹洞宗の僧侶として得度もしている。
受賞歴=
1997年、第31回仏教伝道文化賞(A項)
家族=
娘に大野彩(勝山彩とも、フレスコ画家、東京芸術大学大学院非常勤講師)。
著作=
『正法眼蔵随聞記 ほか』(訳注のみ:「古典日本文学全集14 道元」筑摩書房、1962年)
普及版1964年、新版「古典日本文学13 道元」(1977年)
※他は西尾実等による「正法眼蔵」(抜粋)、「典座教訓」の訳注、和辻哲郎、唐木順三、田辺元の道元論考
孤雲懐奘編 『正法眼蔵随聞記』(訳・校注:筑摩書房<筑摩叢書>、1963年/ ……
水野弥穂子さんが誕生してから、104年と26日が経過しました。(38012日)
亡くなってから、15年と288日が経ちました。(5767日)
32245日間 生きました。



