生年月日データベース

望月新一もちづきしんいち

数学者[日本]

1969年 3月29日 生 (満56歳)

望月 新一(もちづき しんいち、1969年〈昭和44年〉3月29日 - )は、日本の数学者。
京都大学数理解析研究所教授。
学位はPh.D.(プリンストン大学・1992年)。
専門は数論幾何学、遠アーベル幾何学。
プリンストン大学数学科卒。
同大学にてPh.D.取得。
遠アーベル幾何学における第一人者であり、1990年代にグロタンディーク予想を証明。
p 進タイヒミュラー理論、楕円曲線のホッジ・アラケロフ理論、宇宙際タイヒミュラー理論を構築。
主要な結果として数学上の重要な未解決問題であるABC予想を証明したと発表した。
来歴= 本籍地は東京都世田谷区。
国際関係論の学者であり日新製鋼参与やNissin U.S.A.社長を歴任した望月輝一とユダヤ系アメリカ人のAnne Rauchの長男。
父の仕事の関係で5歳で日本を離れる。
中学時代に1年間日本へ戻り、筑波大学附属駒場中学校に在学した以外は、アメリカ合衆国で教育を受ける。
妹に北欧美術史学者のMia Mochizuki(Ph.D. 2001 イェール大学)がいる。
フィリップス・エクセター・アカデミーに2年間在学し、16歳でプリンストン大学へ進学(入学時は物理学科)、19歳で学士課程を卒業(次席)。
23歳で博士課程を修了し Ph.D. を取得。
日本に帰国後は京都大学数理解析研究所に採用され、助手(23歳)、助教授(27歳)を経て、教授(32歳)に就任。
1992年9月から1994年6月まで、ハーバード大学数学科の講師も務めた。
人物= メディアの取材に応じない意向 ……

望月新一さんが誕生してから、56年と227日が経過しました。(20681日)

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