川越宗一かわごえそういち
作家[日本]
(「熱源」で直木賞受賞。)
1978年 生
川越 宗一(かわごえ そういち、1978年9月13日 - )は、日本の小説家。
略歴=
現在の鹿児島県錦江町生まれ。
大阪府出身。
桃山学院高校を経て、龍谷大学文学部史学科中退。
バンド活動を経て通販会社の社員として働く傍ら、若桜木虔の小説添削講座を受講。
2018年に『天地に燦たり』で第25回松本清張賞を受賞し作家デビュー。
樺太アイヌの山辺安之助とポーランド人の文化人類学者ブロニスワフ・ピウスツキを主人公とした歴史小説『熱源』は高く評価され、直木賞を受賞した。
受賞歴=
太字は受賞
2018年 - 『天地に燦たり』で第25回松本清張賞受賞。
2019年 - 『熱源』で第10回山田風太郎賞候補。
2019年 - 『熱源』で第9回本屋が選ぶ時代小説大賞受賞。
2020年 - 『熱源』で第162回直木三十五賞受賞。
2020年 - 『熱源』で第22回大藪春彦賞候補。
2020年 - 『熱源』で第17回本屋大賞候補。
2020年 - 『熱源』で第6回沖縄書店大賞候補。
2020年 - 『熱源』で第7回高校生直木賞候補。
2022年 - 『海神の子』で第10回野村胡堂文学賞候補。
2023年 - 『パシヨン』で第18回中央公論文芸賞受賞。
作品リスト=
単行本=
『天地に燦たり』(文藝春秋、2018年7月 / 文春文庫、2020年6月)
『熱源』(文藝春秋、2019年8月 / 文春文庫、2022年7月)
『海神の子』(文藝春秋、2021年6月)
『見果てぬ王道』(文藝春秋、2022年12月)
『パシヨン』(PHP研究所、2023年6月)
『福音列車』(KADOKAWA、2023年11月)
雑誌掲載作 ……