井川楊枝いがわようじ
映画監督、脚本家、ライター[日本]
1976年 生
井川 楊枝(いがわ ようじ、1976年8月13日 - )は、日本の映画監督、脚本家、ノンフィクション作家。
神奈川県相模原市出身。
来歴=
早稲田大学本庄高等学院を経て、早稲田大学第一文学部を卒業。
大学在籍中に短編小説で舟橋聖一顕彰青年文学賞を受賞した。
実話ナックルズ、実話ドキュメント等をはじめとする実話誌を中心に執筆し、暴走族やチーマー、暴力団、外国人マフィアといった、不良やアウトロー系の取材を数多く手がけている。
映画監督としても活動し、2017年公開の『ベースメント』、2022年には『コネクション』で監督・脚本を務めた。
日韓で連載されたAV漫画『Highイキ!』(井川楊枝原作、レジンコミックス)は、ヒロインのAV監督である安西聡子がAV女優の紗倉まなに似ていると噂され、特に韓国での人気が高い。
2012年の著書『封印されたアダルトビデオ』(彩図社)は、AV業界の実態を赤裸々に描いたノンフィクションとして、各メディアで注目を集めた。
また、2016年の著書『モザイクの向こう側』(双葉社)は、AV出演強要問題が社会問題となっていた頃に出版されたルポタージュだが、AV業界が抱える問題点を列挙。
この業界を取材し始めたのは、AV女優や素人モデルに対する強姦致傷事件「バッキー事件」の撮影において、ビデオカメラマンとして仕事の依頼を受けたことがきっかけだったと記載されている。
そのせいか、『Highイキ!』(レジンコミックス)や『余命一年 ……