石塚真一いしづかしんいち
漫画家[日本]
1971年 生
石塚 真一(いしづか しんいち、1971年 - )は、日本の漫画家。
茨城県常総市出身で、2002年にデビュー。
主な作品に『岳 みんなの山』や『BLUE GIANT』がある。
来歴=
1971年、茨城県水海道市(現在の常総市)で生まれた。
祖父は木彫り彫刻師、母は美術教師であった。
中学校ではブラスバンド部に所属、京華高等学校在学時代は、何も目標がなかったと述懐している。
南イリノイ大学新潟校に進学し、22歳のときにアメリカの本校に渡った。
ジャズに出会ったのはブルース・バンドでギターを弾いていた20歳のころであるという。
その後山に魅せられ、気象学を専攻するためにカリフォルニアのサンノゼ州立大学に転籍。
渡米中にルームメイトの誘いをきっかけにロック・クライミングも始めている。
27歳のときに帰国し、留学時代の知人が経営する輸入商社に就職したが、その会社は半年ほどで倒産してしまった。
元々、漫画を描いた経験はなかったが、30歳までにやり残しのないように勝負したいとの思いから、28歳のときに漫画家を目指し始め、2001年の第49回『小学館新人コミック大賞 一般部門』に応募し、『This First Step』で入選を果たした。
翌2002年に『ビッグコミックオリジナル増刊』に掲載され、デビュー作となった同作について、当時の担当編集者の勝木大は、冴えない中年男性が他の人物と不倫をしている女性会社員に恋をするというストーリーでありながら、ドロドロした感じはなく ……



