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松沢哲郎まつざわてつろう

霊長類学者[日本]

1950年 10月15日 生 (満74歳)

松沢 哲郎(まつざわ てつろう、1950年10月15日 - )は、日本の動物心理学者・霊長類学者。
理学博士(京都大学)。
元・京都大学高等研究院特別教授・京都大学霊長類研究所兼任教授。
チンパンジーに人工言語を教えるプロジェクトを通じて霊長類の認知機能を研究し、「比較認知科学」と呼ばれる新領域の権威として世界的に知られる。
概要= 愛媛県生まれ。
野外調査を重視する京都大学の伝統的な霊長類研究スタイルを受け継ぎ、数多い業績の中では、とくにチンパンジーが「じゃんけん」のルールを学習できることを証明し人間の4歳児並みの認知能力をもつとした論文などが高く評価されている。
一般メディアへの出演や寄稿を積極的に行い、これらの研究を一般に分かりやすく解説する活動でも著名。
2020年、霊長類研究所のチンパンジー飼育施設工事を巡る研究費不正に関与したとして京都大学から解雇。
京大によると業者側の公益通報によって発覚し、その後の調査によって、2011~14年に行われた霊長類研の飼育施設の工事など計34件で、架空取引や代金の二重払いによって約5億670万円の不正支出があったと公表した。
松沢が計14件(約2億3千万円)の不正に関わったと認定した。
翌2021年に松沢はこれらが不正確な調査だとして、地位確認と未払い分の給与480万円の支払いなどを京大に求める訴訟を京都地裁に起こした。
また京大側は2023年、松沢らを相手取って2億円の損害賠償などを ……

松沢哲郎さんが誕生してから、74年と345日が経過しました。(27374日)

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