マリア・テレーザ・デ・フィリッピスMaria Teresa de Filippis
レーシングドライバー[イタリア]
(女性初のF1ドライバー)
1926年 11月11日 生
2016年 1月8日 死去享年91歳

マリア・テレーザ・デ・フィリッピス(Maria Teresa de Filippis, 1926年11月11日 - 2016年1月8日)は、イタリア出身の元レーシングドライバー。
F1史上初の女性ドライバーとして知られている。
経歴=
兄弟と自動車で競い、そこで勝った経験からレースに興味を持ち、モータースポーツに足を踏み入れる。
スポーツカーレースで活躍し、1955年よりマセラティの公式ドライバーとなる。
1958年シーズンから、ノンタイトル戦であるF1シラクーザGPに参戦し、5位でフィニッシュ。
その後、自身が所有していたマセラティで第2戦モナコGPに出走し、初めてF1にエントリーした女性ドライバーとなった。
このレースは予選落ちとなったが、第5戦ベルギーGPにも参戦すると、予選を19位で通過しF1デビュー。
決勝でも10位完走を果たした。
その後、第9戦ポルトガルGP・第10戦イタリアGPにも参戦し、共に予選を通過(決勝はどちらもリタイヤ)。
翌1959年開幕戦モナコGPでは、ポルシェのF2マシンで参戦したが予選不通過となり、同年をもってレースから引退した。
その後、現役時代に縁の深かったマセラティ社で名誉会長を務めた。
2016年1月10日に死去が報じられた。
89歳没。
人物=
当時F1に参戦していたルイジ・ムッソは恋人であり、結婚の話も持ち上がっていた。
フィリッピスのデビュー戦である1958年ベルギーGPでは、2人揃って決勝に進出したが、ムッソは続く第6戦フランスGPで事故死。
2人揃ってのレースは ……
マリア・テレーザ・デ・フィリッピスさんが誕生してから、98年と273日が経過しました。(36068日)
亡くなってから、9年と216日が経ちました。(3503日)
32565日間 生きました。