木村斯光きむらしこう
日本画家[日本]
1895年 5月9日 生
1976年 11月10日 死去心筋梗塞享年82歳
本名・健吉。明治28(1895)年5月9日京都市に生まれ、京都市立美術工芸学校、京都市立絵画専門学校を卒業した。大正7(1918)年、菊池契月に師事。大正10年、第3回帝展に「春宵」が初入選し、以後連年入選を果たしている。第10回展に「牟礼の義経」で特選となり、翌年には無鑑査出品となった。しかし、その後は病気がちとなり、帝展への出品は無い。病が癒えた、戦後の昭和29年の第10回日展に「静謐」を出品、第12回日展では依嘱出品として「薄暮」を出品した。新日展にも委嘱出品し、「イヤリング」(第1回)、「序ノ舞」(第3回)、「鼓」(第6回)、「応接間の女」(第10回)などがある。昭和44(1969)年日展改組後は出品を止めたが、同48年には「京の百景」(京都府主催)のために「時代祭」を描いている。また昭和26年から29年にわたり東京三越で個展を開催、同42年には悠采会を設立し、京都高島屋で展覧会を開き、10回に及んだ。作品は専ら人物画を描き、ことに美人画を得意とした。主要作に「立華」(第6回帝展、京都市美術館蔵)、「牟礼の義経」(第10回帝展)などがある。主な作品は、東京国立近代美術館・笠岡市立竹喬美術館などに所蔵されている。(参照元・日本美術年鑑 昭52年版)
木村斯光さんが誕生してから、130年と37日が経過しました。(47520日)
亡くなってから、48年と218日が経ちました。(17750日)
29770日間 生きました。