松尾孝まつおたかし
カルビー 創業者[日本]
1912年 7月15日 生
2003年 10月28日 死去享年92歳

松尾 孝(まつお たかし、1912年(明治45年)7月15日 - 2003年(平成15年)10月28日)は、日本の実業家。
カルビー創業者。
広島県広島市出身。
来歴=
若年期=
1.5 km
黒が自宅兼松尾糧食工業工場、黄がのちにカルビー工場となる宇品陸軍糧秣支廠、赤が爆心地。
かっぱえびせんのエピソードに出てくるエビは自宅前の旧太田川で取っていたものであるという。
カルビーの前身は1905年(明治38年)広島市宇品で創業した広島名産柿ようかん製造の“松尾巡角堂”である。
ただ孝が幼少時代での家業は、米ぬかを中心とした穀粉製造販売を行っていた。
幼少期は比較的不自由なく生活していた。
太田川(旧太田川)で捕った小エビで母親が作ってくれたかき揚げが大好物だった。
孝は小エビを獲る名人で、これがのちにかっぱえびせんにつながっていく。
そこへもち米の暴落で父が相場で失敗し、当時の金で1万円の莫大な借金を抱えた。
さらに1927年(昭和2年)広島第一中学校(現広島県立広島国泰寺高等学校)5年のとき、母が亡くなり、病弱で足も不自由な父と弟を養わなくてはならなくなり家業を始めた。
1931年(昭和6年)広島第一中学校卒業。
そこへ、父親が不慮の事故で死亡したため中学卒業とともに家業を継ぐことになった。
松尾糧食工業=
家業を継いだものの、多額の借金を抱え経営は苦しい状況であった。
たとえば1933年(昭和8年)広島商工会議所発行『商工人名録』には ……
松尾孝さんが誕生してから、113年と26日が経過しました。(41299日)
亡くなってから、21年と287日が経ちました。(7957日)
33342日間 生きました。