デビッド・カトラーDavid Neil Cutler
コンピューター技術者[アメリカ]
1942年 3月13日 生 (満83歳)

デヴィッド・ニール・カトラー・シニア(David Neil Cutler Sr.、1942年3月13日 - )はアメリカのソフトウェアエンジニアである。
DECのRSX-11、VMS、VAXELNシステム及びMicrosoft Windows NTの開発設計者を務めた。
元はDECのエンジニアであり、のちにマイクロソフトに移った。
その仕事ぶりは“Showstopper: The Breakneck Race to Create Windows NT and the Next Generation at Microsoft”(邦訳:「闘うプログラマー」)に記述されている。
人物=
カトラーは書籍『Inside Windows NT』(ISBN 4756102778) の序文で彼のキャリアを的確に要約している。
カトラーは技術的なスキルだけでなくブラックユーモアでも有名である。
RSXのフォークリストを指して「フォークキュー」と呼んだ。
(訳注・プロセスキューではなく、割り込みハンドラのイベントキューのこと。
fork=フォーク、queue=列で、食堂の順番待ちを連想させる。
)エラーメッセージも裏の意味を持つことが多い。
カトラーは20以上の特許を保有しており、ワシントン大学のコンピューターサイエンス学科の客員教員も務めている。
カトラーはまた熱心なモータースポーツドライバーでもある。
彼は1996年から2002年までトヨタアトランティックチャンピオンシップに出場し、2000年にはミルウォーキーマイルで 8位という自己最高記録を残している。
初期の経歴=
ミシガン州ランシング市で生まれ、ミシガン州デウィット市で育った。
大学では、主専攻が数学、副専攻が物理であった。
デビッド・カトラーさんが誕生してから、83年と95日が経過しました。(30411日)