生年月日データベース

今泉吉典いまいずみよしのり

動物学者[日本]

1914年 3月11日

2007年 4月2日 死去享年94歳

今泉 吉典(いまいずみ よしのり、1914年3月11日 - 2007年4月2日)は、日本の動物学者。
学位は理学博士(北海道大学・1961年)。
国立科学博物館名誉館員。
主にネズミなどの小型哺乳類を研究対象としていたが、ニホンオオカミや1965年に発見されたイリオモテヤマネコの記載・研究を行ったことで知られる。
息子の今泉吉晴、今泉忠明も動物学者。
孫の今泉勇人も動物についての共著がある。
『ぐりとぐら』の体色は今泉吉典の研究室にあったオレンジ色のネズミの標本がヒントになっている。
研究= イリオモテヤマネコ= 1965年(昭和40年)動物作家の戸川幸夫から,西表島の「ヤマネコ」の毛皮、頭骨、写真などを入手したという報せを受けた。
その時は今泉は大きな期待を抱いてはいなかったが、3月14日に開催された日本哺乳動物学会例会の席上で「ヤマネコ」の毛皮と頭骨を見せられた時、イエネコでないのはもちろん、東アジアに分布するベンガルヤマネコとも異なっていると見られたため、標本や写真を借りて精査し、既知のヤマネコとは異なる新種らしいと判断した。
今泉は、形態、形質、行動上から、現生の他のあらゆるネコ類との違いがはっきりしてきたので、化石群メタイルルス族の近縁種と考えた。
しかしその後,遺伝子解析による分子系統学の分析法が発達した結果、独立種ではなく、約20万年前に西表島に渡来した、ベンガルヤマネコの亜種に分類された。
ニホンオオカミ= ……

今泉吉典さんが誕生してから、111年と97日が経過しました。(40640日)
亡くなってから、18年と75日が経ちました。(6650日)
33990日間 生きました。

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