川西芙沙かわにしふさ
翻訳家[日本]
1939年 1月6日 生 (満86歳)
川西 芙沙(かわにし ふさ、1939年〈昭和14年〉1月6日 - )は、日本の翻訳家。
本名は飯吉 寿美子(いいよし すみこ)。
夫はドイツ文学者の飯吉光夫。
略歴=
東京都出身。
旧姓は西川。
1961年早稲田大学文学部独文学科卒業。
白百合女子大学講師、朝日新聞児童書書評委員などを経て、朝日カルチャーセンター講師、軽井沢絵本の森美術館顧問、ルンビニ幼稚園顧問
。
1980年代に入ってシルエット・ロマンスの翻訳を始め、あわせてドイツ児童文学などの翻訳に従事するようになった。
2010年代はフェリス女学院大学オープンカレッジで「エッセイの書き方」講座の講師などもよく務めた。
著書=
『ドイツ=おもちゃの国の物語』(東京書籍) 1996.9
『絵本のちから』(大和出版) 2000.6 、のち改題『絵本の贈りもの』(三修社) 2004.2
翻訳=
『メールヘン』(ゲーテ、国書刊行会、ドイツ・ロマン派全集8) 1983
『ニーベルングの指環』(ウル・デ・リコ、サンリオ) 1984.10
『少年は戦場から消えた』(ルドルフ・フランク(ドイツ語版)、小学館) 1985.11
『エンデのいたずらっ子の本』(ミヒャエル・エンデ、飯吉光夫共訳、岩波書店) 1987.11
『まきばにおつかい』(コビー・ホル(オランダ語版)、ほるぷ出版) 1990.3
『魔法くらべ 五つのやさしい物語』(Heike von Eckardstein共著、朝日出版社) 1990.4
『ぬいぐるみテディのぼうけんミステリー』(マレグレート・レティヒ(ドイツ語版)、川西ふさ名義訳、偕 ……
川西芙沙さんが誕生してから、86年と262日が経過しました。(31674日)