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江原由美子えはらゆみこ

社会学者[日本]

1952年 10月29日 生 (満72歳)

江原 由美子(えはら ゆみこ、1952年10月29日 - )は、日本の社会学者。
日本を代表するフェミニストの一人として、日本のフェミニズム理論に大きな功績を残した人物である。
旧東京都立大学名誉教授。
横浜国立大学教授を経て、大妻女子大学人間生活文化研究所特別研究員。
2005年より社団法人神奈川人権センター理事長。
専門は、女性学、ジェンダー論、理論社会学。
博士(社会学)(東京大学・2002年)。
神奈川県生まれ。
研究= 1980年代に、キャリア初期の研究として、アルフレッド・シュッツの現象学的社会学に関する研究を行った。
同じ時期に刊行された論考「差別の論理とその批判」は、「日本語圏の差別論にとって古典的な論文」と評されている。
1990年代、上野千鶴子の『家父長制と資本制』刊行をきっかけに生じた、マルクス主義フェミニズムをめぐる「文化派対物質派」論争において、ラディカル・フェミニズムの立場から上野千鶴子を批判した主要な論者の一人として知られる。
2001年刊行の『ジェンダー秩序』で、エスノメソドロジー、アンソニー・ギデンズの構造化理論、ピエール・ブルデューのハビトゥス論、レイウィン・コンネルのジェンダー理論を批判的に引き継ぎつつ、性支配の再生産を説明するためのジェンダー秩序のモデルを展開した。
『ジェンダー秩序』は江原の理論的集大成と評されている。
この間に『フェミニズムの主張』シリーズの編者として論 ……

江原由美子さんが誕生してから、72年と230日が経過しました。(26528日)

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